仕事場へ往復してみた。

思ったよりも早く着いて、片道45分だった。平均時速16.9km、最高速度35.1km。慣れればもう少し早く着くかな。自転車のスピード、というよりルート選択がポイントだなぁ、という実感。

ルート選択といっても、道の選択という意味ではなく、道のどこを走るのか、という選択のことである。基本的には車道の左端を黙々と走っているのだが、場面(安全を優先して、という場合が多い)によっては歩道に上がって走らなくてはならなかったり(歩道は路面が悪く走りづらい)、しかもタイミングが悪くしばらく車道に降りられなかったり、はたまた交差点の形状によっては、車道を突っ走るのではなく、一旦歩行者同様に横断歩道を渡った方が安全かつ自然だったりすることも。

走りながら滑らかにその選択をしていかないと、車道の信号は青だけど流れが危険で(と思われて)渡れず、こちら側には横断歩道がなく(歩道橋ならあるのだが…)、かといって反対側へ渡る歩行者信号は赤なのでそちらにも行かれず…、タイミングを計りながらしばらく停車していなくてはならない空白の時間を過ごさなくてはならなくなる。もう少し前に、頃合いを見て一旦横断歩道を渡って右側を走っておかないと、この交差点はスピーディに渡れない。

そういった意味での「ルート選択」。

でも全体には、車体も軽くスピードも出てとても満足。環七と山手通りの間あたりで、さくっとドロップハンドルのロード車に抜かれて置いてかれてしまったけど、それはたぶん、車体のせいというよりも脚力のせいだろうなぁ。

赤脚力、青脚力、黄脚力。巻紙より言いづらい。