夜長に

防寒ウエアをつらつらと考えていて、アウタは、ちょっと前にモンベルのサイクルジャケットを入手してあるので、そんなに心配していないのだけれど（これ、薄くて軽いのにとても暖かい。まだこの頃の陽気だと暑いくらい）、おそらくもっと末端、手とか耳とか…をどうするかなぁというのが、このところの懸案である。

耳は、たぶん最後の最後、ひょっとしたら僕の場合は不要かと思っているのだけれど（基本的にとても暑がり。温度感覚がおかしいと、よく言われる）、手、グローブ（手袋）は本当に寒くなる前に（ここ数日寒くなったとはいえ、暦からするとまだまだ異常なくらい暖かいよね？）なんとか「これ」というのを見つけておきたいところ。

いまは、薄手のグローブの上から、夏場に使っていた指切りのグローブを重ねているのだけれど、これはこれで案外暖かくいまは特に困っていない。ただ、指先が滑るのと真冬はこれではちょっと心許ないかなあ、と。モンベルにも幾つか冬用のサイクル・グローブがあるし、ユニクロのフリース・グローブも実物を見たら案外よかったけど、いまだ「これ」というのには出会っていない。防寒具合だけならある程度試着で判断できるけど、操作感は、実際に自転車のハンドルを握ってみないと、ブレーキだシフトチェンジだって、使ってみないと細かいところわからないんだよね…。でも、ユニクロのは写真よりずいぶんよい。もっとごわごわかと思ったけどフィット感がある。滑り止めもいい感じ。これで1,000円は安いよなぁ。値段からすると、取り敢えずこれを買ってみて、ってところかなぁ。

などと、缶チューハイを飲みながらWebのカタログを眺め、さてそろそろ寝るかと消灯して布団に入った刹那に携帯電話に着信、妹から。泣きながら、祖母が他界したと。

ふむ、そうか。まあそんな日がいつきても可笑しくない年齢だったから、取り乱すほど驚きはしなかったけど、何だかちょっと目が冴えちゃってね、またごそごそ起き出して缶チューハイを開けてしまった。まあありきたりだけれど、もう一度会っておきたかったな。今年の正月が最後だったか…。

それでも明日は少し早起きをして、服をクリーニングに出したり革靴を買ったり、いろいろ準備をしておかないと。