地図を楽しむ

Prontoのタイヤもホイールもサドルも替えて、現時点では自転車まわりの物欲は小康状態である(笑)。つまりはもうあとは走るだけだ。嗚呼、走りたい。

ここ最近ばたばたとスケジュールが立て込んできてしまい、休みの日でも長距離乗れるような時間があまり取れそうにないのだが、それでも地図を眺めて目的地やルートを想像して楽しんでいる。

ネットの地図もよく利用するが、地図本も好きだ。最近買った地図本は昭文社の「でっか字まっぷ東京多摩」。これは、23区は範囲外、多摩地区だけの地図。表紙裏に見開きで掲載地区全域が載っているのだが、武蔵野市吉祥寺はそんなわけで一番東端(右端)だ。普段そっちに吉祥寺はないから、慣れないと地図上を目が泳ぐ(笑)。そんな素敵な、地図。

鞄に入れておいて電車移動の時も眺めているのだけれど、掲載されている100を超す地区(地図)の少なくとも過半数以上は、自転車で走ったことがあることに気がついた。実際に数えていないが(いや、正確に言うと「実際に数えた」のだが、そのメモがいま手元にない・笑)、おそらく自転車未踏の地区は、20あるかないかで、あとの地区はすべて地図上のどこかを自転車で走っている。もちろん、ページ右端の方を一瞬(見た目で1cmくらい)斜めに横切る五日市街道を走っただけ、という地区も含めて、なのだが(笑)。

まあ、そりゃ、青梅街道で奥多摩に行っているし、五日市街道を武蔵五日市まで行っているし、多摩川沿いもほぼ制覇しているし、環八も野川も境川も浅川も走っているとなると、線(街道や川沿い)を面(地域、地区)で受けるわけだから、それに被らない地域を探す方が難しいか…。

建物がほとんどなく等高線ばかりが密にひしめき合う山中の地図を、そうだここ走ったなぁ、なんて思い出しながら眺めるのは、楽しいひとときだ。

ひととき。

で、ここからは冒頭の「物欲小康状態宣言」と微妙にかけ離れてくるのだが、そんな地図を眺める楽しみを倍増させてくれるガジェットがハンディGPSである(笑)。

以前からハンディGPSが欲しかったのだが、安価なものではないし、Macとの連携もいまいちで、どうにも踏み切れず携帯電話のGPS機能で一年ほどやりくりしてきた。携帯のGPS機能も案外便利に使えるもので、あるのとないのでは大違い。ずいぶん助かった場面も数知れず。

そんなわけで、しばらくGPSなんて頭になかったんだけれど…ここへきて幾つかの情報を入手、また沸々と興味が湧いてきた。

・情報その一:数年前よりGarmin社から自転車に特化したモデル(Edge 305205)が発売されていること。日本語化はされていないので、日本のカタログにはほとんど登場していないけれど、ネットでは国内ユーザが散見される。

・情報その二:Macとの連携は、幾つかのシェアウエアを利用すればなんとかなりそうなこと。というか、もう15年以上Macユーザなのだから、「Mac版がない」とか「英語版しかない」とかそんなことで諦めてしまうような気質ではないのであった。もっと辛いことはいままでたくさんあったのだから(笑)。

・情報その三:調べていくうちに、なんとハンディGPSを二週間無料で試用させてくれるサービスがあった。GPS Rent Tent(れんてん)というところ。これは非常にありがたき太っ腹。利用しない手はない。

…というわけで、いま手元にGPS Rent Tent経由でレンタルしたEdge 205があるわけなのだが…笑。

ええと、試用レポはまた次回!