Attivo引き渡し

日曜日、同僚SにAttivoを引き渡す日が来た。僕は前日から芝居の音源制作で非常に中途半端な睡眠時間、ひとりだったら絶対に自転車なんて乗らないだろうなぁという状態。でもなんとか制作も終わらせ、Attivoの(最低限の)整備も終わらせて、待ち合わせの14時を迎える。

同僚Sから吉祥寺に着きましたと連絡が入る。この日は吉祥寺はお祭りだったので、人混みを避けて、駅から少し離れた待ち合わせ場所のコンビニを教える。

Garmin Edge705を買ったばかりの元同僚@928 Carbon 2008から、少し遅れるとメールが届く。彼は、ほら、部屋でローラ漕いでてもGPSのテストにはならないでしょ!と、今回誘い出した(多謝)。僕と同僚S@Attivoはこれから走り出すが、彼は既に20数キロ走ってきたあとだ。

同僚Sと元同僚は、初対面だが、ニックネームにすると一文字違い。もちろん、どちらをもニックネームで呼べる人間は今回僕ひとりであり、呼び間違いを起こしそうなこと必至だ。

そんなこんなで、全員集合し、コンビニの前で簡単なブリーフィング(!)、15時の10分ほど前にようやく出発。

ルートは、まず三鷹に出て、三鷹通りを南下、甲州街道を渡り布田駅脇を過ぎ、そのまま多摩川沿いに出て、多摩水道橋を渡り、あとは多摩サイ右岸をひたすら丸子橋まで。同僚Sの最寄り駅、武蔵小杉まで、僕のツーキンルートのほぼ前半戦。距離、およそ22km。

先頭に僕、真ん中が同僚@Attivo、最後尾に元同僚@928 Carbonの順で走る。巡航速度20km狙い。ゆっくり、のんびり。本来先頭の僕が手信号を出すべきだが、あまりうまくないので、ポイントは声で伝える。

なにせ、同僚@Attivoは車道を走り続けるのもそんな距離を走るのも初めてだ、信号で止まるたびに振り返り、大丈夫?と声を掛ける。多摩サイに出るまでの一般道は、ちょくちょく信号に引っかかるので、その分休めて、彼も「大丈夫っす!」と声も元気だったが、多摩サイに入ると走り続けになるので(いや、適宜休んでいいよ、と言ったのだが<実際、適宜休憩しているのだが>)、段々無口になる(笑)。やはり男の子、意地を張ったらしい、二子玉あたりで休んだときには、既に尻痛と腿痛が酷いと言っていた。

この3ショットは初だ

Attivoを譲ることに、なんのためらいもなかったわけではない。が、こうしてAttivoが走るところを僕も一緒に走りながら眺めるのは、もちろん初めてで、案外悪くないかも、と思った。同僚Sも週に一度くらいは自転車でツーキンしたいと言っているので、わりにちょくちょく一緒に走ることになるかもしれない。

復路はひとり

復路はひとり。既に日は暮れて。