嗚呼、横浜

ややっ、梅雨入りした途端よい天気。仕事場では、もう梅雨は明けたのではないだろうか…という説が(笑)。暑いねぇ。陽光がじりじり。ふふん、今年はちゃんと日焼け止めを塗っているのだよ。とはいえ、その前にずいぶん焼けてしまい、両腕はすでに一度皮がむけているのだが…(笑)。

先週もちょっとばたばたで遠乗りはできなかったけれど、何度かAttivoにGPSつけて渋谷往復。
渋谷往復

在りし日の渋谷往復、GoogleEarthの図。往路が赤色、復路が桃色。緑色は市区境。復路は途中で井の頭通りを離れ神田川沿いを走る。

そしてようやく今日、何もない休日。

あ、えっと、実は来月から職場が変わって(俗に転職という)仕事場がなんと横浜になってしまうのだ(って、もう公表しちゃっていいのかな。いいんだろうな・笑)。片道およそ40km。さすがになぁ、毎日自転車で通うのはキツイだろうな…。

というわけで、今日は、どれどれ横浜まで行ってみよう、企画。鶴見までは制作の仕事で何度も行っているので、その「ちょっと」先だ(借りているGPSももう明日には返さなくてはならないしね)。

多摩サイ右岸を下る

毎度のことながら多摩サイ右岸を国道1号まで下る。もっと早くに多摩サイ離脱して一般道を行くルートも探したんだけど、おそらくこれが一番走りやすくて速いんだろうなぁ…と判断。でもGPSによると目的地までの直線距離は30kmないんだよね。もっとこう、多摩からまっすぐ南下できるルートがあれば、もっと近いのに!ね。

途中1号から15号に乗り換えて、横浜駅周辺でちょっとだけ迷ったのだが、やはり新しい仕事場までは予想通りほぼ2時間ちょうど。電車で来ると(組み合わせにもよるが)吉祥寺駅から最寄り駅まで1時間ほどで来られるから、うーん、少しだけリスクが大きいなぁ。ツーリングには楽しいけれど(笑)、日常的に自転車で通うのは難しいかもしれない…残念だけど。

まあさておき、横浜観光(笑)。もちろん何度か来ているが、実はそれほど馴染みがなくまったく詳しくない。
みなとみらい

赤レンガ倉庫

氷川丸と港の見える丘公園

港の見える丘公園の入口案内図

あー、また曇天だなぁ。神奈川に来るとほぼ曇天だ(笑)。

それから外人墓地脇を抜けてぐるっと丘陵部を越え、地蔵坂を下り横浜スタジアムの前のモスバーガーで食事。ソフトバンクのユニフォームや帽子を被っている人がちらほら。ああ横浜はホークス戦かと携帯で調べたら案の定。その時点で16時過ぎ、プレイボールは18時で「ちょっと観てから帰るか…」なんて考えもよぎるが(かなり激しく逡巡したが…)明るいうちに帰りたかったこともあって断念。自転車だからビールも飲めないしね、また今度(結局、帰宅してからTVKの中継を観た・笑。あー、さっきまでこのすぐ隣を走ってたんだなぁと思うと、変な感じ…)。

さて復路。自転車通勤の下調べというより、もうすっかりツーリングモードなので、回り道も含めていろんなルートを考えたのだけれど、明るいうちに帰りたい(特に何があるわけじゃないんだけど)というのがどうにも引っかかって、基本多摩サイで。

それでもちょっとアクセントをつけようと、国道1号から綱島街道に入って丸子橋まで。そこから多摩サイ。綱島街道は、道幅も狭く、時間帯によってはとても走りづらいだろうなぁ。今日は夕方でそこそこ渋滞していたから、脇をびゅんびゅん飛ばしていく車もなく、案外走りやすかった。適当にアップダウンもあるしね。

多摩水道橋

多摩水道橋で、日が沈む。

川面に夕日の朱が

雲

ライトは点けたけど、なんとか暗くなる前に帰宅できた。

今回はGPSの試用も兼ねていたのであって、その辺のデータを(ようやく!)。
高低差と速度

これは距離軸に対して標高と速度のグラフ。何故だかよくわからないのだけれど、往路のデータが自宅から取れず、二子橋のあたりからのグラフとなっている。面白いのが、多摩サイ区間より一般道を走っているときの方が、巡航速度が速いこと。自動車の流れとの絡みもあるし、場合によっては自動車のスリップストリームに入れるときもあるし、一般道の方が速く走っているなんて…なんだかちょっと面白く、切ない。まあ多摩サイは、単独走でしかも向かい風だとかなり萎えるから、確かにスピード落ちるんだよね…。

今日のルート

これは今日の往復ルート。前述のように往路は二子橋からしかデータが取れていないけれど、まあ往路も復路も同じルートだから、この画像の場合は関係ない。復路はR1から綱島街道に入って丸子橋から多摩サイ。往復93kmほど。

えっと、総括。神奈川はというか横浜周辺は坂の連続なんだなぁ。車で行くと漠然にしか感じられない斜度が、自転車で訪れるとぐっと現実的なものになる。港の見える丘公園の脇の谷戸坂を眼前にしたときは、ちょっと笑った。車と徒歩で上がったことはあるはずだけど、こんなに急坂だっけ…?綱島街道も結構アップダウンあったしなぁ。面白いと言えば面白いけどさ。あとは、うーん、自画自賛的ではあるけれど、大丈夫、佐渡を半周してきたんだから…というのが坂を前にしたときに気持ちを後押ししてくれてはいる(笑)。