電安法つづき

今日も仕事中、電安法について議論。昨日も書いたが、まあ販売店(ごとき)がいくら議論したところで、対象外の機材を売れないのは明白でどうしようもないのだが、そこをなんとか、20年前の機材をなんとか合法に扱えないだろうか(それを改造してさえも)という話し合い。道はなくはないと思うんだけどなぁ…。それでもまあ少なからずリスクが伴うから(一般的に新しいことを始めることにおいて伴う一般的なリスク、であって、僕は特別にリスキーな選択だとは思っていないが)オーナはちょっと渋っている様子。ふん、つまらない男!(笑)。

まあそれでね、昨日かな、管轄の経産省に電話をしてみたのよ。法令の細部を確認するために。同僚と「よし、じゃあ直接経産省に聞いてみよう」と決まったのが12時45分くらいで、あ、でもきっといま昼休みだよね、役所だから、ってことになって、僕が受話器を上げたのが13時12分(コンピュータの画面見ながらだったからかなり正確)。

経産省窓口一覧というページには、平日18時までとだけ記してあって、「ご覧になりたい窓口」のリストに当てはまるものが見あたらなかったから、取り敢えず代表の番号にかけた。用件を訊かれたので、電気用品安全法の○○について詳細を伺いたいのですが、と少し細かく伝えた。そしたら、「担当は製品安全課になりますので回します」と言われ、回されて、担当者が出た。

どういったご用件でしょう?とまた訊くので、ざっと用件を話すと、

「そちらの件の受付は13時15分からになりますので、後ほどおかけ直しください」

と言われた。とっさにコンピュータの画面を見たら13時13分45秒だった…。

うん、まあいいよ。規則だからね。ルールだからね。経産省のトップページから辿るとわからなかったけど、電安法のページから辿ると問い合わせ時間は(除く12:15〜13:15)と明記してあったしね。僕が電話したのは、規定の時間の75秒も前だったしね…。ただ、そしたら代表受付が用件を訊いた時点でそれはわかるはずだろう。一旦保留にして取り継がれる時間(ほんの数十秒だけど)が無駄だろう。民間企業だったらそんなことしないよね、たぶん(笑)。繋がらないのならともかく。

結局、後ほどかけ直してちゃんと担当者(失礼ながら、女性だったので少し驚いた)と話ができたのだけれど、まあなんていうか、なんの人情味もない会話(笑)。こちらが問う質問に、はいかいいえか、可能か不可能かとだけしか答えてくれず、先方の「それはできません」の後の補足説明を待っていると、そんなものは永遠になくて、ただじっと沈黙の時間が流れるだけ…。「それは、どうしてできないのか?」とこちらから訊ねない限り、「どうしてできないのか」の理由を先方から積極的に話してくれることはないのだ。ただの一度も。出来の悪い人工知能と会話しているみたいだった(ちょっと言い過ぎか)。

まあね、ルールだからね。規則だものね。

ちょっと、可笑しかった。