走れるときは走っとけ

前回の多摩湖ライド以降、毎朝ほんの10分くらいの寝坊が続いて、渋谷へはずっと電車で通っていた。電車で行くのも自転車で行くのも、玄関を出てからはほとんど時間は変わらないのだけれど、自転車の方が準備に時間がかかるので、寝坊するとどうしても気持ちが電車に傾く。10分くらいの寝坊なら、頑張って自転車で行っても間に合わないわけではないんだけどねぇ。ぎりぎりで息切らしながら、っていうのもあまり好ましくないし。

そんなわけで、代休だった木曜日、ああまた曇天だけど、走れるときは走っとけ、とお昼前に西へ向かう。

三鷹通り>東八>関戸橋から多摩サイ。普段はそのまま左岸を遡っていくのだけれど、今日は府中四谷橋を渡って(初めて)、浅川沿いを。浅川沿いも歩行者自転車道路となっているが、路面の状態が悪くて凸凹!高校生が自転車で三人並んで走ってるし(すれ違うときくらい道を空けろ!)。


久しぶりにアオサギとモズを間近で見たな。

八王子で南北に別れる浅川、南浅川沿いを行く。綺麗なアーチの南浅川橋をくぐり高尾街道と交わるところで川沿いを離脱。

ほどなく高尾駅高尾駅ってこんな構えだったんだ。初めて来た。

駅前のコンビニであんパン補給。「高尾山口」とか「相模湖」なんて魅力的な標識が踊り、何台かのローディが目の前の国道20号を西に向かうが、そっちはいつかまた陽の長い頃にね(そもそも出発が遅い時間だし)。今日はこのまま武蔵五日市に抜ける予定なのだ。

高尾街道を北上、途中都道61号を左折。家を出る前に地図だけでこのルートを選んだのだけれど…大型トラックが頻繁に行き交う峠道。途中で戸沢峠の標識。写真撮る間もなく過ぎてしまった。上りで溜めた体の熱をなるべく逃がさないように、のんびり下って、秋川街道とぶつかる。左折。蛇行する川口川を何度も跨ぎながら、ようやく今日の目的地と言ってもいい小峰峠に。

Googleで検索するとなかなかいわくありの場所らしいが、旧道は自動車とオートバイの進入が禁止されていて、秋には路面一面落ち葉だらけで、しかもまるで自転車「専用」道路のようだ、というのを聞いていて、是非一度訪ねてみたいと思っていたのだ。

時期が遅く、落ち葉というより枯れ葉…という感じではあったが、短い静寂を堪能。あきる野市側に下り始めたら犬の散歩に来ている人が上ってきていた。峠というにはあまりにも短いが、この細道を以前は路線バスが通っていたというのだから驚く。

あとはそのまま秋川を越えて武蔵五日市駅へ。

それからは、五日市街道>多摩サイ。前回の多摩湖ライドと同じく多摩川原橋で多摩サイ離脱、今回は調布の街中を抜けて(途中でラーメン食べて)三鷹通りで帰宅。サイコンを見たら、走行距離99.53kmだった。家の周りを一周すれば100kmになったんだろうけど、まあそこまですることもない(笑)。

果たして年内にあとどれくらい走れるのだろう…?



小峰峠の旧道の入り口がわからなくて、ちょっと迷って先まで行っちゃったんだよね…

今日のルート